イースターホリデーが始まり、すっかりお休みモードのオーストラリア。
そうなんです。こちらでは「イースター」はとても大きなイベントの一つで、むしろクリスマスや年末よりも盛り上がっている感じがします。
祝日となれば、スーパーやショッピングセンターでさえ休みのところが多い。
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イースターってそもそもなんだろう?
「イースター」は英語で「Easter」。日本語に訳すと「復活祭」と言います。
キリストが十字架に架けられて処刑されたことは知っている方も多いかと思いますが、実はその後、キリストは「復活した」と言われています。その復活をお祝いする行事が「イースター」。
十字架に架けられた金曜は「グットフライデー(聖なる夜)」、翌の月曜は「イースターマンデー」と呼ばれ、オーストラリアでは数少ない連休になります。
じゃ、あのタマゴってなによ?
日本でもイースターのイベントが少しずつ浸透する中、「なんでタマゴ?」と疑問に思う方も多いはず。(ディスニーランドとかタマゴだらけだもんね。笑)
キリスト教において生命の誕生を意味する「タマゴ」はとても縁起が良く、イースターのシンボルと言われています。
綺麗に色付けされたタマゴは”イースターエッグ”と呼ばれ、それらを使って宝探し(エッグハント)などの遊びをするのが伝統的だそうですよ。
確かうさぎもいたよね?
タマゴ同様、「うさぎ」もイースターのシンボル。
あるイースターの日に子供たちがエッグハントをして遊んでいたら、草陰からうさぎが飛び出してきて、そこにはイースターエッグが落ちていたそう。
うさぎのおかげてイースターエッグを見つけることができた子供達はとても喜び、それ以来イースターにはうさぎも登場するようになったようです。
お菓子やおもちゃを運んできてくれる「サンタさん」のような存在ですかね☺︎
もう一つあるよ、イースターの風物詩!
イースターに食べるものと言ったら、「ホットクロスバン」。
ホットクロスバンとは、ドライフルーツとスパイスを混ぜ込み焼き上げたパンのこと。上にはクロス(十字架)が刻まれています。
当時ある修道士がグットフライデーにクロスの入ったスパイス入りのパンを貧しい人達に配った、というのが始まりだそうです。
トーストしたホットクロスバンを半分にスライスしてバターをたっぷり塗って食べるのがイチオシ☆
シドニーロイヤルイースターショーに行ってきました!
そんなイースターホリデーに行われるイベントといえば、オーストラリアの歴史や文化が詰まった12日間の祭典「シドニーロイヤルイースターショー」。
農業や酪農の紹介、動物とのふれ合い、ショー、アトラクション、買い物、露店など、一日中楽しめるイベントです♪
カナダやシンガポールに住んでいた時は「イースター」ってあまり馴染みがなかったけど、オーストラリアではこんなにビックイベントだったなんて!
文化の違いに触れるのってとても良い経験だな、と感じました☺︎